生後2週間の乳児湿疹について以前記事にしたが、生後2ヶ月でまた皮膚トラブルが起きてしまった。発生から完治までの流れをレポート。
皮膚トラブルの状況
生後2ヶ月ごろから、ものすごく荒れているわけではないが、全身が常にガサガサしていて、お風呂上がりには赤くなるようになってしまった。赤くなるところには、以前乳児湿疹になったときにもらった薬を塗るようにして1ヶ月ほど様子を見たが、なかなか改善が見られない。
以前の記事↓
もしかして、母乳を飲ませているため、私が食べたものが母乳移行することによる食物アレルギーなのかも?と不安に思い、アレルギー専門医のいる病院に行くことに。
専門医は以下リンク先から調べられる。
日本アレルギー学会専門医・指導医一覧(一般用)|一般社団法人日本アレルギー学会
診断結果
診断としては乳児湿疹。食物アレルギーでなくてよかった…!
冬は乾燥しやすく、皮膚のバリアが崩れやすい。その崩れたバリアからアレルギー物質が入り込むことでこれからアレルギー症状が出やすくなるため、今のうちにツルツルで綺麗でお肌にしておくことが大切とのこと。まずは荒れたお肌を治すことから、ということで処方された薬は以下。
①首から上
→ロコイド軟膏0.1%:ヒルドイド=1:1の混合剤(ステロイドと保湿剤)
②首から下
→リンデロンV軟膏0.12%:ヒルドイド=1:1の混合剤(①より強めのステロイドと保湿剤)
以前の乳児湿疹で処方された薬に入っている保湿剤はヒルドイドではなくワセリンだったが、
- ヒルドイド→水分を与える保湿剤
- ワセリン→水分の蒸発を防ぐ保湿剤
であり、水分の蒸発を防ぐだけでなく、水分を与えないと結局乾燥してしまうとのことで、ヒルドイドが適していると言われた。
薬の塗り方
塗る量
両手の面積分のお肌に対して、
- チューブ型の薬なら、人差し指の第一関節までの量
- ツボ型の薬なら、人差し指の第一関節の半分の量
が適切な量。少なすぎると効果がないため、適切な量を塗ることを心がける。
頻度
- まずは朝と夜(入浴後)の2回、処方された薬を塗る。※治りはじめても、そのまま使用し続けること。
- 2週間後、朝は保湿剤、夜は薬を塗る。
- さらに1週間後、基本は朝も夜も保湿剤のみ塗るが、2日に1回だけ薬を塗る。
- さらに1週間後、朝も夜も保湿剤のみ塗る。(薬の使用終了!)
処方後の経過
薬を使い始めてからの経過。
0日目と4日目をbefore&afterでどうぞ。
↓
全身が赤くぷつぷつガサガサしているのが、白くてつるっつるのお肌に。
↓
背中や首も赤くぶつぶつだったのが、炎症のない綺麗なお肌に。
↓
頭はガッサガサでフケが目立っていたが、フケの全くない滑らかな肌に。
全身ツルツルで完全に治ったが、先生の言う通り、今は薬を塗り続けている状態。このままお肌ツルツルで、アレルギーのない子に育っておくれ…!